亜鉛の効果と注意点

imasia_14445854_M

亜鉛は、元素記号で「Zn」と表します。亜鉛は体内で、2gほどしか含まれていませんが、細胞全体に亜鉛は存在しているほどわたし達の体には欠かせない成分です。

ここでは、亜鉛について詳しく説明します。
 

亜鉛の性質

亜鉛は、DNAやタンパク質の合成に大きく関わりのある成分です。

血漿中に含まれている亜鉛のほとんどが、アルブミンなどのタンパク質と結合し、免疫機能に大きく関係しています。

また、インシュリンの合成の作用にも関係のある成分で、わたし達の体にとって亜鉛は必要不可欠な成分と言えます。
 

亜鉛が不足した時の影響

亜鉛不足の悪影響は、子どもと大人でそれぞれ違いがあります。
 
【子供の場合】

  • 成長障害
  • 鉄欠乏性

 
【大人の場合】

  • 皮膚炎
  • 脱毛症
  • 味覚障害
  • インポテンツ

 
亜鉛は汗や尿で排出される量が多く、ダイエットや激しい運動によって簡単に不足してしまうこともあります。また、歳を重ねるごとに病の排出量が増え、尿と一緒に亜鉛が排出されることで、亜鉛不足になってしまうこともあります。

 

亜鉛を過剰に摂取した時の影響

亜鉛を2g以上摂取することで、急性中毒を起こすこともありますが、普段の食事で亜鉛を過剰に摂取するということはほとんどありません。

亜鉛の過剰摂取による急性中毒の症状としては、胃障害・吐き気・めまいなどが挙げられます。
 

正しい摂取量

普段の食事で、亜鉛が不足するということはほとんどありませんが、ダイエットや激しい運動などによって汗や尿から簡単に排出されてしまいます。亜鉛の正しい摂取量を把握しておきましょう。
 
【男性】

年齢 推奨量(mg / 日)
10~11 7
12~14 9
15~17 10
18~29 10
30~49 10
50~69 10
70以上 9

 
【女性】

年齢 推奨量(mg / 日) 推奨量(妊娠期) 推奨量(授乳期)
10~11 7 9 10
12~14 8 10 11
15~17 8 10 11
18~29 8 10 11
30~49 8 10 11
50~69 8
70以上 7

 
上記の表はあくまで目安としてお考えください。女性の場合、通常時・妊娠時・授乳期で亜鉛の摂取量に違いがあります。妊娠中の方、授乳中の方は、普段より多く亜鉛を摂取することを心がけましょう。

また、亜鉛は2g以上の摂取で急性中毒を起こす可能性がありますので、2g以上摂取しないことを意識しましょう。
 

亜鉛の含まれる食べ物

ほとんどの食べ物に亜鉛は含まれています。そのため、普段の食事で亜鉛が不足状態になることは、ほとんどありません。
 

  • 牡蠣
  • ゴマ
  • 豚レバー
  • 雑穀
  • たいら貝
  • 卵黄
  • 干ししいたけ

 
上記の食べ物に多く亜鉛が含まれています。卵には卵黄の部分にしか亜鉛が含まれていません。しかし、卵には亜鉛の他にタンパク質やビタミン・葉酸・カルシウムなどの栄養素がバランスよく含まれています。
 

他のミネラル成分とのバランスが重要

亜鉛だけを十分に摂取していても意味がありません。亜鉛だけに限らず他のミネラル成分でも、不足していたり過剰に摂取したりすることで起こってしまう病気があります。

他のミネラル成分と亜鉛をバランスよく摂取することで、健康状態を維持することができます。

他のミネラル成分とバランスをとりながら、正しく亜鉛を摂取しましょう。
 

おわりに

亜鉛はわたし達の体にとって、必要不可欠な成分です。しかし、汗や尿によって簡単に排出されてしまいます。そのため、ダイエットや激しい運動により亜鉛不足になりやすいです。

しかし、ほとんどの食材に亜鉛が含まれているため、亜鉛不足は普段から防ぐことができます。他のミネラル成分とバランスをとりながら、正しく亜鉛を摂取しましょう。

また女性は通常時・妊娠期・授乳期ごとに、正しい亜鉛の摂取量に違いがあります。妊娠期・授乳期は、通常時より亜鉛を摂取するように心がけましょう。

参考
亜鉛解説
免疫力とおなかの関係!健康情報サイト

Follow me!

  • Facebook
  • twitter
  • Hatena