カリウムの効果と注意点

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むくみの解消やダイエットにも効果があると話題のカリウム。

ドラッグストアのサプリメントコーナーで見かけたことのある人も多いことでしょう。しかし、「カルシウムやナトリウムなどのミネラルに比べ、いまひとつその特徴や効用がわからない。」という人も多いかもしれません。
今回は、そんなカリウムについてご紹介します。

カリウムは体に欠かせない重要なミネラル

カリウムは人体にとって重要なミネラルです。カリウムは、カルシウムやリンに次いで多く含まれていて、一般的な成人で、約120gが体内にあるといわれています。
カリウムは体の中で、遊離イオンやたんぱく質と結びついたりして、そのほとんどが細胞の中に存在し、脳や神経の情報伝達、心臓や筋肉の機能調整、そして体内における浸透圧の調整などといった重要な役割を担っています。
カリウムをバランスよく摂ることにより、余分なナトリウムを排出して高血圧を予防し、体内の浸透圧のバランスを改善して、便秘やむくみを解消できると考えられています。
また、筋肉の働きを良くし、精神を安定させる効果も期待されるなど、私たちの美容と健康には欠かせない重要なミネラルといわれています。最近では、このような、美容と健康に役立つ効果に着目して、カリウムを含んだドリンクやサプリが発売されるなど注目が高まってきています。

カリウムが不足するとこんなことが

体に大切なミネラルであるカリウムですが、不足するとさまざまな体調不良を引き起こします。
カリウムとナトリウムは血液中で一定のバランスを保っています。塩分の多い食事で血液中のナトリウムが増えるとバランスをとるためにカリウムが不足します。また、大量の汗や、下痢などにより、体の水分とともにカリウムが排出されてしまい、カリウム不足になる場合もあります。
カリウムが不足すると高血圧やむくみの原因になることは、さきほど紹介した通りですが、そのほかにも、けいれん、けん怠感や食欲の低下などの症状があらわれます。
また、体内のカリウムが不足して起こる低カリウム血症という病気がありますが、その症状は、筋力や、反射機能の低下、重症化した場合には呼吸困難や不整脈などを起こす場合もあるといわれています。けん怠感や食欲の低下などといった夏バテの症状は、カリウム不足が原因とも考えられているため、毎日カリウムを摂取することで、夏バテ予防にも効果が期待されます。

野菜やフルーツで健康的にカリウムを補充しよう

では、カリウムを効果的に摂取するにはどうすればよいのでしょうか。カリウムは主に野菜やイモ類、果物や魚介類などに多く含まれています。カリウムが多く含まれている食品の代表例としては、野菜では、ほうれん草・パセリ・芽キャベツ、イモ類では、ジャガイモ・里芋・山芋、果物ではアボカド・バナナ・メロン、魚介類では、さわら・たい・ひらめなどがあります。
つまり、魚介類を主菜に、野菜やフルーツをバランスよく取り入れた、健康的な食生活をすることで、自然と他のミネラルとともに、カリウムを摂ることができます。健康な人の場合は、カリウムを摂りすぎても余った分は尿として排出されるため、心配する必要はありません。しかし、腎臓機能に障害がある人は、体内のカリウムのバランスを調整できずに、高カリウム血症になってしまうことがあるため注意が必要です。

おわりに

カリウムは私たちの美容と健康に欠かせない重要な役割を担っているミネラルであることをご理解いただけましたでしょうか。医食同源の言葉の通り、バランスの良い食生活は健康な体の源です。これからは、健康的な食生活でカルシウムやビタミンなどと同じようにカリウムも摂って、健康で美しい体を手に入れましょう。

参考記事

カリウム | ミネラル(無機質) | 栄養成分百科

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